設立の趣旨
生野学園は精神科医森下一(もりしたはじめ)を中心とする人たちによって創られました。 森下は1986年に不登校の子どもたちのためのフリースペース「京口スコラ」を設立しました。 信頼できる人と出会い、活動の場を与えられた子どもたちは生き生きと動き始め、 親たちも「親の会」で互いに研鑽される中、変革を遂げていかれました。 しかし、元気になった子どもたちが次の活動の場所を求めたとき壁になったのは高校卒業資格がないことでした。 進学するにも、働くにも高校卒業資格を要求するところが多く、高校卒業資格がないことが不登校の子どもたちの可能性を狭めることになっていたのです。 こうした現実の中で森下は、不登校の子どもたちを対象とした真に自由な学校を自分たちの手で創ろうと決意するに至ります。 そして、森下の考えに賛同した人が集まり、「不登校の子どもたちのための高校建設」は一つの運動として広がり始めました。 姫路の財界の方をはじめ、全国の数多くの方からたくさんの寄付をいただき、1989年に生野学園高等学校を開学するに至りました。
創立時のパンフレット
創立時の様子
森下 一 名誉理事