生野学園での3年間を振り返って
男子 父 (高星会ニュースより)
 生野学園と出合って3年、入学前を含めると4年と少しでしようか。今でも覚えていますが、入学式で親会の方から『入学まで時間はとても長く感じたでしようが、これからの学園での3年間はあっという間に過ぎていきます。子供たらはこの3年間で大きく変化していくので、親御さんも子供たちと一緒に楽しんでくたさい。親が変われば子供も変わります。』と言うような内容の事を言われました。
 子供が突然に中学2年の夏休みから学校に行けなくなり、行く末を悩んでいたところに新聞で生野学園の記事を見つけ、子供が通う事が出来ればと希望を持らながら体験入学の日まで待ちました。体験入学の1週間前に私がインフルエンサを発症し医者からは新型インフルエンザと宣告され、子供にうつしてはならないと家庭内で自ら完全隔難し必死に対処したのも今では良い思い出です。
 話題を元にしますが、学園での子供たちの過こし方や親会がどのように子供たちや学園行事に係わっていくのか、全く予備知識の無い新米親としては言われている意味がよく理解できませんでした。私たちは子供が学園生活を通して自信回復と自立のための力を養い、できれは次のステージを歩めるくらいの状態になってくれればと思っていましに。しかし学園に通い始めの頃は自宅周辺の人の目を気にして帽子にメガネ姿で変装( ? )し私たち親と一緒でないと外出ができなかったり、週の途中で疲れたといって帰宅したりで、どうしてやればよいか悩んでいました。先輩やOBの方から色々な体験談が聞け、アドバイスを頂けることから私たちは積極的に例会や地区会に参加し、悩んでいるのは私たちだけではないという安心感と連帯感が得られ、『親が変われば子供も変わる』という言葉を信じてみようと思いました。子供が2年生の時に体育祭実行委員長をやってみようと思っていると相談された時、とてもうれしくて思いっきり背中を押してやりたい気分になりました。これで彼に大きな変化が有ればと。でも、体育際実行委員長を経験しても私には他の子供たちとの関係が深まっているようには見えず、何か物足りなさを感じていました。
 自分にそんな焦りが有ってか例会が近付くにつれ家内とギスギスした関係になってしまっていました。そんな中、須田先生(京口カウンセリングセンター)にカウンセリングしてもらう機会があり、先ず家庭内に子供が安心できる環境を作ってやること、「おはよう」、「おやすみ」の声かけや出来るだけ一緒に食卓を囲む等のアドバイスを頂き、家内と協力してできる限りアドバイスを実現してみました。すると、子供との距離や関係が段々と改善していくことができ、以前は自分の部屋に籠る事が多かったのに、今ではリビングで過ごす時間が増え、必然と会話の機会も増えました。そうすると不思議なことに子供から学園での様子や友達の話題が出てくるようになりました。これが本当の意味で『親が変われは子供も変わる』だったんだと実感しています。そして、今年の正月には6年振りに私と一緒に帰省することができ、私の両親への親孝行もできました。
 まだまだ未熟な親子ですが、これからも焦らずに子供と向き合い、付き合って行きたいと思います。学園での3年間を振り返って、私たらの最大の収穫はこのように子供と真剣に向き合うということができるようになったことです。又、子供が素晴らしい友達やスタッフに出会えたことに大変感謝しています。これからもこの関係を継読していってもらえればと願っています。