2017年度の校長雑感

4月 高校入学式でお話ししたこと
今年度から月に1回くらいのペースであれこれ思ったことを文章にしてお伝えしてみようと思っています。たいしたことは書けませんが、自分自身ではいろんなことをふり返り、考えを整理する機会にするつもりです。
5月 これからの教育について考えてみる
今回は「これからの教育」と題し、大上段に(?)構えた話をしてみます。
子どもたちに時々する話に「民主主義と義務教育はセットだよ」というのがあります。
それを簡単に説明しておきます。
かつて小数…
6月 川遊びを見て思ったこと
6月に入ると生野学園の子どもたちは待ちきれなかったように川遊びに出かけます。
季節としてはまだ早く、川の水はまだかなり冷たいのですが、梅雨入り前の6月の日差しは充分に強く冷えた体を暖めてくれます。…
7月 「寮会議」のこと
ー 自分たちで決めることの大切さ ー
生野学園では子どもたちの自主性を尊重しており、子どもたち一人ひとりが違っていて当たり前だと考えているので、日々の生活、学習、クラブ等ではそれぞれの子がそれぞれの動き方をしています。
そのため「みん…
8月 「ゆるむ」ことの大切さ
夏休みなので、「休み」の話です。
夏休みというと、数学者の岡潔(おか・きよし 1901~1978)が「春宵十話」という本の中で書いていた話を思い出します。まず、それを紹介します。
岡潔は、あ…
9月 生野学園での時間の流れ方
生野学園ではチャイムが鳴りません。
チャイムの無い学校が他にあるのかどうか、はっきりはわかりませんが相当に珍しいのではないでしょうか。
25年ほど前に知人に紹介され初めて生野学園を訪れたとき、チ…
10月 To have or to be
ー エーリッヒ・フロムの著書から学ぶ ー
生野学園に来て間もないころ、創立者の森下先生から「ぜひ読みなさい」と紹介された本があります。 それは社会心理学者エーリッヒ・フロムの 著書 ”To have or to be” (1976)を生野学…
11月 世界が広がる体験
1学期のことですが、自転車好きの高校生ふたりがサイクリング部を立ち上げ、自分が顧問を引き受けることになりました。活動は学園周辺のコースを走ったり、ローラー台などでトレーニングをすることです。(ただ最…
12月 「格差」の問題を考える
これからの日本の教育について懸念していることがあります。
それは「格差」の問題です。

日本ではこの30年ほどの間で所得の格差が拡大してきたと言われています。
厚生労働省の国民生活基礎調査に…
1月 数学のお話
今月は少し数学についてお話したいと思います。
はじめに先週の数学の授業でとりあげた問題を載せておきます。
2月 27期生卒業式式辞
今月は27期生の卒業式でお話した式辞を掲載させていただきます。

27期生の皆さんご卒業おめでとうございます。
皆さんは生野学園で数々の貴重な体験をされてきました。
中でも寮での共同生活を基…
3月 学園の周りの自然にふれて思うこと
今月は生野学園を取り巻く「自然」の話から始めます。

生野学園の背後には高星山(たかぼしやま)が控えています。
写真のように特徴のある形をした山で、その麓のゆったりとした斜面に生野学園は在るの…